旅するラコブログ

バックパック旅行記や、辛いもの、ビールのこと、書き留めておかなきゃ忘れそうな些細な思いを綴ってゆきます。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 チェンマイ1日目② 〜奇跡の再会〜

チェンマイ1日目② 〜奇跡の再会〜

f:id:raco-tabi:20190525231205j:plain

街で見つけた、トイレ表示。男性の我慢っぷりな。

 

宿を出て、ゾウさんと遊ぶトレッキングを申し込むべくツアー会社を探すつもりが、向かいにあった店でなかなか手頃なツアーがあっさり見つかり、即、申し込み。

 

さて、次は、コムローイへのタクシー相乗り仲間を探すべし。サンデーマーケットを見つつ、旅人っぽい人に声を掛けてみよう。

マーケットでは、私がバンコクのお惣菜屋さんで味見させてもらったのと同じおばんざいが売られていた。あの時は英語が通じず、カレーの味だけどなんの料理だか解らず終いだったのだが、ここでは英語表記があった。

f:id:raco-tabi:20190525230827j:plain

f:id:raco-tabi:20190525230855j:plain

f:id:raco-tabi:20190525230925j:plain

f:id:raco-tabi:20190525230954j:plain

ヲヲヲ

「ant egg」「bee egg」

……オーマイガー。

どちらかの卵を食べてしまったようだ。

人生には、知らない方が幸せということがあるぜ。

気を取り直して、出会った日本人に次々と声を掛けて相乗り提案してみるも、みんな日本の旅行会社でのツアー客。ちぇ。と、拗ねているところに、街角で立ったまま『地球の歩き方』に没頭している1人の青年を発見。彼の名は、西尾くん。聞くと、彼もコムローイのチケットは持っておらず、フェンス越えの予定。ただ、こちらでバイクをレンタルして向かうつもり、もしかしたら宿の友人を後ろに乗っけていくかも、らしいのだが、レンタルバイク屋が閉まるのが早く、コムローイが終わってからでは返却できず、翌朝は開店が遅いので、西尾くんの出発までには返却できないので、「どーしたもんかと…」とのこと。

アヤフヤな状況は、私とさして変わらないですな。

なので、もしよかったら、そのご友人も一緒に、私とタクシー相乗りメンバーに入りませんか?と、FB交換して、とりあえずバイバイ。

さらにブラブラしていると、日本人のツアーガイドのような人を発見。明日のコムローイへの往復手段についてお聞きすると、まず、バスは出てない。タクシーも、行きは良くても帰りはなかなか拾えないので大変よ!とのこと。そっかぁ、帰りのことも考えなきゃなんだよねえ。

いっそ、自分で原付借りて運転してくか?

国際免許持ってないけど、そうそう捕まることもなかろう。

いやそれ以前に、原付乗るの、教習所以来だけど、大丈夫かしら…

はぁ。

リョータさんは、この街からどうやってコムローイ行くんだろう?チケット持ってるとは言ってたけど、ツアーではなさそうだしなあ。

リョータさん、もうチェンマイにいるはずだよなあ。

この辺にいるんじゃないかなあ。

「おーい!リョータさーん!」

と、周囲に日本人がいないのを見計らって、宙に叫んでみる。

はぁ~あ。何をやっておるのだ私は。

……と、その時であった。

 

えっ!?あれ、リョータさん!!??

いた!!!!!!!!

本物だ!!!!!!!

 

「リョーーータさーーーん!」

 

「おお、ラコさん?よく気づいたね!」

f:id:raco-tabi:20190525231307j:plain

リョーーーータッ!!!



まじで、よく気づいたね私!

「俺これからメシ行くんだわ」

というので、前回の反省を活かして「ついてっていいっ?」と、図々しくもご一緒させていただくことに。

リョーチンはスイカジュース、私はLEO。ChangよりLEO派。それにしても、こっちのフルーツジュースは、日本のそれとは比べ物にならないおいしさだからねえ。リョーチンのスイカもナイスチョイスよね。

「辛いもの食べて、おなか壊さない?」

「この程度じゃ全然大丈夫よ~」

なんて話しつつ、コムローイへの交通手段会議。リョー友も巻き込めたら、タクシー相乗りメンバーにできるかもとのことで、うまくいけば、リョーチン・その友・西尾くん・その友・ラコで5人でいけるかも?

そして、バンコクで交換したリョーチンのアカウント名が、ローマ字表記が絶妙に違っていたために検索に引っかからなかったことが判明。

今度こそきっちり連絡手段を構築して、「じゃ、明日の足については、お互い連絡取りながら決めまっしょ」とお別れ。

 

いやぁ……

 

運命の神様に感謝でした。

こんな再会って、あるんだねえ!!!

 

帰り道、家々でランタン祭りの様相が見られて、リョーチンとの再会に幸せいっぱいで宿に戻って、宿のWi-Fiで旅程プランを確認すると、思わぬ抜け穴に気づいてしまうのでした。

f:id:raco-tabi:20190525231336j:plain

f:id:raco-tabi:20190525231355j:plain

f:id:raco-tabi:20190525231429j:plain

お盆仕様



つづく。

 

かンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 チェンマイ1日目 〜ドイ・ステープと、アイス三昧〜

チェンマイ1日目① ~ドイ・ステープ~

f:id:raco-tabi:20190521234924j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234900j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234639j:plain

ドイ・ステープ



朝8時。ほとんど眠れぬまま、チェンマイのどこかに到着。ドコココ?

バスが到着するや否や、バスに轢かれるんじゃないかってくらいの勢いでトゥクやバイタクのドライバーがバスを取り囲む。どの国にでもだいたいこんな感じだけど、それでも国や土地によって、その勢いはちょっと違う。ここチェンマイはまだおとなしい方で、インドの勢いには及ばない。鳩の集団の中にパンの耳でも投げやった時のバサバサバサーーっ!!な感じといったイメージ。

と、インドは置いといて、そんな中からバイタクのお兄ちゃんを値段交渉。

ここがチェンマイのどの辺りなのかも、お宿までの距離も相場も解らないけれど、とりあえずは言い値の半額を提示して、双方の間くらいに落ち着ければ丁度いいという認識。

「100バーツでどうだ」「話になんないわ。50なら乗るけど」「バカか、そんな値段で走るバイタクないわ」「じゃあいいわ、他探すわ」「待てって。90でどう?」「ないわ~、60なら乗るけど」というもはや出来レースのようなやり取りの結果、70バーツで交渉成立。

Booking.comで予約してあった宿へと向かう。が、ドライバー、結構道に迷う。なんでだろう、私の方向感覚障害は感染力を持っているのか、よく迷われる。宿の一階部分が服の仕立て屋で、2階から上が宿だったので、気づかなかったようで。

f:id:raco-tabi:20190522125225j:plain

ここがチェンマイでのお宿

 

とりあえず荷物を預けて、洗濯屋さんを探す。何軒かあったけれど、圧倒的に安く、バッパーも多く出入りしていた、おばあちゃんがヨッコラショとノンビリやっているお店にお願いした。

途中の駄菓子屋さんというかコンビニのような店に水を求めて立ち寄ると、興味深いアイスキャンディーが。イラストから判断すると、トウモロコシと野菜だ。美味しい想像ができない。これは試すしかない。使命感に駆られてトライすると・・・・・

 

不味い!!!!!

 

3口で諦めて闇に葬り、明らかに美味しそうなココナッツ味を再購入。これは抜群に美味しかった!

f:id:raco-tabi:20190522125239j:plain

f:id:raco-tabi:20190522125253j:plain

アイス

f:id:raco-tabi:20190521233908j:plain

f:id:raco-tabi:20190521233921j:plain

ガリガリ君のコンポタみたいなのだったら美味しいかも、と思いきや・・・


さて、用は済ませたので、まずは ドイ・ステープ へ向かおう。平たくいうと、テッペンに寺院のある小さな山。中腹まではバスがあり、そこからは頂上までの長い階段をひたすら登る。

バスの中では、日本人の双子の姉妹と隣りあい、一卵性ということで流石にクリソツで、パスポート取り替えてもスルーできるかどうかやってみてよ~!なんて話で盛り上がって、到着。

ここからはひたすら階段を登るのみ。自分の健脚に感謝しつつ、頂上に到達。

f:id:raco-tabi:20190521234225j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234244j:plain

長い階段

f:id:raco-tabi:20190521235048j:plain

f:id:raco-tabi:20190521235109j:plain

f:id:raco-tabi:20190521235131j:plain

f:id:raco-tabi:20190521235022j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234543j:plain

エキゾチック!

gzいやぁ、絶景かな絶景かな!!と散歩していると、売店でまたアイスキャンディーを発見してしまった。黒米&ココナッツですって?美味しいに決まってる!!買う!美味しい!ココナッツ部分が水分多くてさっぱりしてて、黒米のプチプチ食感が堪らない!!

f:id:raco-tabi:20190521234343j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234428j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234441j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234413j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234454j:plain

f:id:raco-tabi:20190521234358j:plain

満足!

そしてもう一つ、台湾で気に入ってしまった、緑豆アイスもあって、流石にアイスばっかりじゃん・・・とは思いつつ、一期一会を大切にしようと言い訳しながら、緑豆も購入。緑豆アイスには、ミルクベースにお豆が入っているタイプが多かったけれど、ここのはベースも緑豆乳!美味!!大満足!

あっ、ちなみにこれらのアイス、総じてガリガリ君の半分ちょいくらいのサイズなので、ご安心を(?)。

 

壮大な景観と美味しいアイスに気を良くして、下山したのはお昼過ぎ。

宿の隣のタイマッサージに入り、夜行バスと登山の疲れを癒す。200バーツ/時。安っ!カオサンより安いのは、やはりあちらが観光地価格だったということでしょう。そして上手!!タイはマッサージのレベルが高いなあ。マッサージされながら、今日はサンデーマーケットというか、この辺一帯でお祭りがあると教えてもらい、ありがとうございます。

マッサージを終えて宿に戻り、チェックイン。

ここのドミは二段ベッドではなく、明るくて開放感があり、なかなか好感触。

ベッドを確保し、ちょっと落ち着いて、ここからのミッションをまとめてみた。

 

①この旅のメインイベントとも言える、コムローイ(大きなランタンを一斉に空に放つという、日本で言うところの精霊流し的な意味合いのお祭。近年は外国人向けにイベントが組まれていて、チケットは大人気で超入手困難。しかし、毎年フェンスを越えて入場している輩の情報が多くあり、チケット取れなかった私も当然(?)不法入場するつもり。チケット所有者はランタンを実際に上げる体験ができるのだが、見るだけで充分なので問題ない(ダメなんだけどね!))

その会場への足の確保。会場までは約14キロ。タクシーは6人乗りなので、もしも乗るなら6人で乗ってワリカンにしたいところ。そのメンバーを集めたい。

 

チェンマイで、できればゾウさんと遊べるツアーを体験したい。

 

今日すべきは、この2点。いざ、出撃。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 バンコク2日目②〜イミフなフルフラット〜

バンコク二日目② ~イミフなフルフラット

バスターミナル

長距離バスのターミナル。おっきい!

 

 

 

 テェックアウトを済ませて大きなリュックを背負って、リョータさんが教えてくれたチャットチャックのバザールへ。これがすんごい大規模!楽しい!外周はお祭り感、内部は市場感!カンボジアで失くしたのでキャップと、インチキギャルソンのニットなど買って満足し、そこから30分ほど歩いて長距離バスのターミナルに着いた頃にはすっかり日も暮れて、汗だくだく。1日お疲れ様!ビール!ビール!と思ったら、どこにも売ってない。チーン。諦めてとりあえずメイクを落とし、バスが来た。

スペック高そうなバス

 搭乗時に確認すると、水と食事が付くそう。バスチケットにミールクーポンが付いているようだ。何も食べてなくてラッキー!バスのシートはまずまず。フルフラットで快適だぜイエイ!と背もたれを倒そうとしたら…後ろの人に怒られた。どないやねん。倒せないフルフラットて…。そして配布されたのは袋入りの不味そうなパンと、お湯もないのにネスカフェのスティック。どないやねん。

箱の中身はビミョーなパン。

 どないやねんばかり心の中でつぶやいていると、おもむろにサービスエリアのようなところに停車。なんのアナウンスもない。何?休憩?降りていいの?しばらく観察していると、どうやら何人か降り立っている。そして、何かビュッフェコーナーみたいなのもある。あれっ?クーポン使うの、ここなんじゃない?慌てて降りて、少しづつ盛ってもらうも、バスがいつ発車してしまうかもわからないのでソワソワで、少し食べたところでバスに戻り「何分後に出発するのか?」と尋ねると「もう乗れ!座れ!」的なタイ語。チーン。先に言ってよ!

サービスエリアっぽいところ

 そしてバスは再び発進。夜行でみんな寝るのが前提のはずなのに、車内では謎のラジオドラマが延々と流れている。さらに道中すごい豪雨で雨音も激しく…よくみんな、こんな状況でスヤスヤ寝てるなあ…

 

 モヤモヤしながらウツラウツラしていると夜も明けてきて、チェンマイに到着したのは8時ごろであった。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 バンコク2日目①

バンコク二日目① ~おばあちゃん~

 

f:id:raco-tabi:20180730003551j:plain

ゲストハウス前の朝屋台


 朝。長距離バスのチケットを買いにいく前に、ゲストハウスの前の屋台で平麺にトライ。シンプルで優しい美味しさ。昨夜、真面目天然のルームメイトに教えてもらった路線バスで、長距離バスのターミナルへ…のはずが、なかなか見当たらず、道行く人に聞きまくって歩き回って、やっと到着。バスのチケットはあっさりゲット。

f:id:raco-tabi:20180730003747j:plain

さっぱりしてて美味し

 一旦ゲストハウスに戻ってチェックアウトして、バンコクの名所寺院でも巡るかとお散歩を始めた。が、ちょうどこの頃はタイの国王がお隠れになってまだ数ヶ月。予想以上に人々は喪に服されており、カーキ色の服着てるってだけでなんか申し訳ない。寺院はどこも、ガイコクジンがノコノコ入れる雰囲気ではない。なんか、観光とかいう気分じゃなくなってきた。

f:id:raco-tabi:20180730004347j:plain

なんとなく外観だけ

 目的を失い、あてもなく歩いていると、ひと気のない路地におかずを並べている食堂が。店頭に立っているおばあちゃんが、なんとなく母方の亡き祖母に似た空気のような気がした。そして、気になるお惣菜がいっぱいだ!前のお客さんたちの注文を見ていると、ご飯に1~2品のおかずを乗っけてもって、店内で頂くか、ビニール袋でテイクアウトするのが通常のようだ。が、ライスは要らないラコ。そして、ちょこっとづついろいろ食べてみたいラコ。そんなワガママが通じるだろうか?全力のジェスチャーでお願いすると、なんと伝わった上にオッケーしてくれた!まじか!ありがとう!!!全部おいしそうなんだけど、珍しいものや確実に好みそうなものなど5種をちょこっとづつ盛ってもらい、瓶ビールを頂く。すると、二つ向こうのテーブルでひとりビールを傾けていたオッチャンが、「おっ!あんたも昼ビールかい!」という目線を送ってきた。「イエィ。」と小さくグラスを掲げる。自粛ムードよりも我が道をゆくオッチャンに乾杯だ。

f:id:raco-tabi:20180730004024j:plain

ちょこっとづつ盛り合わせ!

 さて、ラコチョイスの5種だが、どれもこれもほんっと、ほっぺが土砂崩れレベル4に美味しい!!なんだこれ!!ひとり感動に打ち震えていると、さっきのおばあちゃんが寄ってきて、パクチーを乗っけてくれた。嬉しい!おばあちゃん、おばあちゃんなのに英語が少しできるようで、「Alone?」と聞いてきた。よく聞かれることで、だいたいの人は、「なぜだ?」とか、「危なくない?」「さみしくない?」「旦那や子供はどうしているんだ?」とか、驚かれるのだ。またこのパターンか・・・と思いつつ「Yes」と答えると、なんとおばあちゃん、サムズアップで「Good!Cool!」と!なんか、それがすんごく嬉しかった!ハイカラだなあおばあちゃん!なんか、そうゆう感性も、祖母に通づるところがあって、なんだかジーンとしてしまった。そしたら例の昼ビールオッチャンが寄ってきて、「おばあちゃんと一緒に写真撮ってあげるよ!」とジェスチャー。みんな、ありがとう!

f:id:raco-tabi:20180730004129j:plain

クールなおばあちゃん!嬉しかった!

 大満足で食堂を後にし、もう観光はどうでもいいのでゲストハウスに戻る・・・のに迷子になり、バンコクにもいるのかと感心したヤクルトレディに道を訪ねたが反対方向を教えられたりしながら、なんとか到着。ゲストハウスの向かいのバーにいる猫を愛でていたら、いきなりひっかかれる。ゲストハウスのオーナーにこのことを告げると、「あのクソ猫は、先月オレにかみつきやがったんだ!そのせいでオレは一週間も熱が下がらなかった!あいつはビョーキを持ってるに違いない!あんたもやばいぜ!」と、脅しというか忠告してくれた上、マキロン的なもので入念に消毒してくれた。

 なんだかんだで疲れたので、カオサンで30分130バーツのタイマッサージへ。これが、カンボジアのテキトーマッサージとは比べ物にならない巧さ!プロだなあ!って実感。各国のマッサージ比較もこの旅のテーマにしよう、と決めて、荷物を受け取り、リョーチンに教えてもらったチャットチャックのウィークエンドバザールへ向かうのだった。

f:id:raco-tabi:20180730004554j:plain

くだらないTシャツ売ってるのがカオサン

f:id:raco-tabi:20180730004729j:plain

さよなら、カオサン通り

 

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *バンコク1日目② 〜リョーチンロス〜*

バンコク1日目② 〜リョーチンロス〜*

 

f:id:raco-tabi:20180423140240j:plain

翌朝撮った、ドミの外観

 

 ネットでテキトーに予約したドミは、ラコとラコならすれ違えるけど標準的な大人なら一人が限界な細っちい薄汚い路地の中にあるようだった。それなのに・・・向こうから全身タトゥーで死んだ魚の眼をしたヤバそうなデブのおっさんがやってきた。慌てて(いるのを悟られないようにさりげなく)引き返し、あらためて路地を進む。地図上では確かにここなのだけど・・・とiPhoneでスクショした地図を片手にキョロキョロしていると、オープンテラスのバーでひとり飲んでいるお兄ちゃんが「どこ探してんの?」と声をかけてきた。どうやら日本人だ。ドミの名を告げると、「目の前のそれだよ」と。ヲヲヲ!狭すぎて気づかなかった!全然宿っぽくないし!どうもありがとうを言うと、「日本のどっから来たの?」「東京です」「俺、出身、大阪。チェックインしたら飲もうぜ。この辺、案内するし。」
という26歳のこの親切な日本人、なんかを吸っている。

タバコ・・・・・かもしれないが、目つきがアレである。
「この後約束あるので、またの機会に〜!」

f:id:raco-tabi:20180423140428j:plain

翌朝撮った、路地の写真。右の壁のイラストみたいなおっさんが向こうから歩いてきて、逃げたw

 

 さて、この狭くて薄汚いドミにチェックインして部屋に通されると、2段ベッド×3の構成で、うち一組のベッドの上下は西洋人のカップルが使用。使用、というか、この二人、ここに住んでるのがパッっと見て判る生活感。そして、廃人感。ガンジス川沿いに多いのだが、旅先で住み着いてしまうことを、バッパーたちは”沈没する”と言う。このカップルは、バンコクで沈没したのだなぁ。

f:id:raco-tabi:20180423140016j:plain

翌朝撮った、部屋の写真。向かって右の1階がラコスペース



 それはさておき、1階が空いているベッドがあったので、ここに決定、荷物を下ろす。このベッドの2階に泊まっているのも日本人で、大学生。シンガポールに留学中で、学校の休みを利用してタイに遊びに来ているとのこと。真面目そうな天然青年で、「あのベッドのフランス人(らしい)の男女は、僕の見解では、お付き合いされれいるんだと思います。」と報告された。

 

・・・・・・・・・・・・でしょうね。

 

 荷物も下ろしてホテルのWi-Fiも繋がったところで、早速リョーチンをFBで探してみる。しかし!教わった名前でいくら検索しても、同姓同名の、明らかに違う人物しかヒットしないのだ。なんで!?なんで!?なんで!?偽の名前を教えるような人では絶対にない。なんでだよおおお!!
 一旦落ち着こう、と、カオサン通りへ出てみる。カオサンは、言うなれば原宿の竹下通りみたいなもの。お土産屋さんや、食べ物や流行りのスイーツの屋台が立ち並日、地元の人と観光客で深夜まで賑わっている。本来ならリョーチンと連絡とって合流して、この辺でオススメの店とか聞いて、一緒に夜ごはん食べて、「今日は1にちiPhone使わせてもらった上に道案内してくれたりとかとにかくお世話になりっぱなしだったから、ここは私が」「いやいいよいいよ」「いやいや」「じゃあ、近くにココナツアイスの美味しいとこあるから、それご馳走するよ」「マジで〜?アイスめっちゃ好き〜!」・・・・・なんて楽しいカオサンナイトな筈だったのに・・・と、別にそこまで考えてなかったくせに、連絡取れないとなると急に残念感が増幅してきて、ものすごい不幸な気分になってきた。

f:id:raco-tabi:20180423140800j:plain

夜のカオサン通り




 ホテル、あっちの方だって言ってなぁ・・・と、リョーチンが去っていった方面へあてもなく歩いてみるという不毛な行動に出たり、カオサンの真ん中で「リョータさ〜ん、いませんか〜?」と小さめに叫ぶという奇行に出たり、そのあたりでもう嫌になってきて、みんなが食べてて気になっていたココナッツのアイスを買ってみた。ココナッツの殻にココナッツアイスと、ココナッツに内皮をトッピングしてくれるのだが、これがめっちゃ美味!!!喉カラカラでおなかペコペコだったというのもあるかもしれないが、それにしても美味しかった!どんな状況でも食には妥協したくないので、気持ちを切り替えて地元の人に最も人気のありそうな屋台を厳選して、パッタイを頼む。これが野菜たっぷりで、とっても美味しい!隣の屋台で缶ビールも買って飲んでいたのだが、パッタイの量もあってか、先にアイス食べたからか、精神的ダメージが引きずっているのか、350mlを飲みきれずにごちそうさま。

f:id:raco-tabi:20180423140933j:plain

f:id:raco-tabi:20180423141011j:plain

絶品ココナッツアイス!

f:id:raco-tabi:20180423141048j:plain

パッタイも美味し!

 ドミに戻ると、向かいのベッドに、全身タトゥーでベロンベロンのアジア人男性が半裸で倒れこんでいる。なんだよもう、ここは廃人だらけだな。と思っていると上の階の真面目青年が「彼は酔っ払っているのかもしれませんね」

 

・・・・・・・・・・・・・でしょうね。

 

 真面目青年は、私が翌朝バスターミナルまで高速バスのチケットを買いにいくと話すと、ターミナルまでのバスの乗り方や経路など、丁寧に教えてくれた。本当に真面目な人だ。シンガポールでの勉強、頑張ってね。

 という訳で、バス乗りっぱなしからのリョーチンロスで心身ともにクッタクタで、即寝だったのでした。

 

 

 

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *バンコク1日目①〜大渋滞で8時間のバス〜*

バンコク1日目① 〜大渋滞で8時間のバス〜*

f:id:raco-tabi:20180307123934j:plain

↑日暮れのバンコク。愕然とするほど大都会!

 

 国境からバンコクまでは、確か予定では4、5時間のはずだったと思うが、渋滞もんのすごくって、結局8時間かかった。車内では、バンコクからチェンマイへのバスチケットの入手方法を、バスのwifiが使えるリョーチンのスマホ(何故だか私のiPhoneは使えないという使えなさ)を使わせてもらって色々調べさせてもらった。バスが予定通りの時間に着いていたらこの日のうちにバスターミナルへ行って予約できたのだけれど、調べてわかったことは、こんな時間じゃ明日にするしかないという事・・・諦めが肝心。
 リョーチン、タイは2回目というタイ先輩。バンコクで週末に開催される”チャットチャック”という巨大マーケットの存在も教えてもらった。ちょうど翌日は土曜で開催日、チェンマイへ発つ前の楽しみが増えて、ありがとう。

 この8時間、リョーチンとはたくさんの事を話した。これまでにお互いが行った国の話や、とりとめのないないような事もたくさん。そして、以前にこのブログでも記した、『36歳・女性』について、「自分が36歳っていう自覚がなかったけど、この歳で日本人の女の人が、結婚もせずに、一人で旅してることに対する人々の反応で、自分が世間的には36歳なんだって気付かされたんだよね・・・」ってことにとても大いに共感してくれて、とにかく何を話していても大層楽チンで、居心地のいい人だった。

 やっとバンコクの街が見えてくる頃には、すでに陽は落ちていた。それにしてもバンコクは残念なくらい大都会で、二人して「香港、台湾、インド、いや、日本って言っても過言ではないね、この光景は・・・」との感想も一致。高層ビルが立ち並び、いわゆる「ゾウ!」「カレー!」「首長族!」みたいなイメージとはかけ離れていた。

 さて、やっとのことでバンコクの降車場に到着。真っ暗。自分の泊まるホテルのあるカオサン通りがどっちの方向なのやら、さっぱりわからない。が、ここでもリョーチンが助けてくれる。「カオサン通りだったらこっちだね。俺の宿もその先だし・・・」と、連れて行ってくれた。いやぁ、リョーチンいなかったらどうなっていたことか。
 やや迷いながらも、自分の予約した宿も発見でき、リョーチンとはここでお別れ。FBの名前も聞いたので、ホテルに着いてwifi使えるようになったら友だち申請しますね〜!とバイバイする。せっかくだから、一緒に夜ご飯でも・・・」と思っていたのだけど、宿で一旦落ち着いてからメッセンジャーすればいいや、と、あっさりお別れ。
 この別れを、この後めちゃくちゃ後悔するとは・・・

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *シェムリアップからタイ(バンコク)へ*

 

f:id:raco-tabi:20171202013811j:plain

カンボジアのイミグレ

 

シェムリアップからタイ・バンコクへ*

 45分くらい遅れて、やっとピックアップバスにピックアップされ、長距離バスの出発場所とみられるバス会社の事務所前っぽい所に到着。シェムリアップの各地からピックアップされてきた旅人たちが集まっていた。事務所でお手洗いをお借りしたりなんかしている折、ふと日本人風の男性の姿を目にした。日本人かもしれないし、タイ行きのバスなんだから、タイ人かもしれないなぁなんてぼんやり考えながら、バスが到着し、皆一斉に乗り込んだ。もちろん自由席なので、各々好みの席を次々と確保してゆく。私は、とにかく女の子の隣ならどこでもいい!の望みを叶えて、中腹の座席に落ち着いた。一安心していると不意に「マジかよ」という日本語が耳に入った。声の方向に目を遣ると、先ほどの日本人(仮)が、どうやら補助席しかないみたいなことになっているんだかなんだか、とにかく「マジかよ」なことになっているようだった。ともあれ、(仮)は取れて、日本人確定。ちょっと嬉しい。

 そんなこんなでバスはのんびりと出発。隣シートの西洋人の女の子(フランスだったっけ、失念)は1ヶ月ほどカンボジアで生活していたが、この度ビザが切れるため、一旦タイへ移り、ビザを更新して、またカンボジアへ戻るんだそう。カンボジアに「住みたい」わけじゃないんだけど、カンボジアで「過ごしたい」みたいなことを言っていた。liveとvisitは、根底から違うよね。うん、わかる。とは思いながらも、ひと月もいてなお延期したいと思えるのかぁ・・・と感心。

 早起きだったので、バスに揺られながらウトウトしていると、あっさりと国境に到着。予めネットでいろんな方の経験や情報を読んでいたけれど、バスによって、イミグレの前後でバスがつ違うので大きな荷物も自分で持ちはこばなければならないとか、バスごと移動だったのでバスに置きっぱでしたとか、バスで配られる札を首から提げてないと国境を越えられないとか、パターンが多すぎて、果たしてこのバスはどのパターンなのかと、ちょっとハラハラ。とにかく同じバスの旅人たちの動向に合わせてくっついていく作戦だ。

f:id:raco-tabi:20171202014046j:plain

カンボジアとタイの国境、徒歩です。

 


 すると、首から下げるような札を手渡された。おお!これね!そして、みんなバスのトランクから自分のバックパックを受け取っている。おお、自分で運ぶのね!ふむふむ。そしてしっかりと、同乗のパッカーたちにくっついて行くラコ。問題なくイミグレに到着。長蛇の列に並んでいると、「マジかよ」の日本人が隣に並んでいるではないか。どうもハジメマシテ、同じバスに乗ってたんですよ、ってことでいろいろお話し、彼はリョータさん。お仕事を1週間ほど休んで、たまにこうして旅をしているそうだ。
 私の列の先頭で時間のかかる人がいたようで、リョータさんの列の方が圧倒的に早く進んで行った。できれば乗り換えるバスまで一緒に行けたら安心だなぁと思っていたのにすっかり置いてきぼりになってしまって、一気に心細い。気づくと、同じバスだった人たちもすっかり姿が見えなくなっていた。おいおい、バス、ちゃんと人数確認してから出発だろうね!?私、置いてかれないよね!?とソワソワしながらやっと手続きを終えると・・・出口で、リョータさん、待っていてくれた!!!なんて自然に優しいんだ!大感動!!
 イミグレを出て、国境を1キロほど一緒に歩いて、入国し、タイでのバスが待っている駐車場を二人で探し歩いて、無事発見。でもここ、見つけられない人もきっといるだろうなぁ。バスの出発前にトイレに行っとこうか、と駐車場のトイレへ向かうと、コイン制。おおっと、、私まだバーツ持ってないんだった・・・と思ったら、「俺、バーツ持ってるよ。これ使いなよ。」と、コインを差し出すリョーチン。もう、勝手にリョーチン呼ばわり!少し小柄なので、スラムダンクリョータくんに因んで、リョーチン呼ばわりですよ、心の中で!それはさておき、なんて自然に優しい日本人なんでしょう!こうゆふ人に、私はなりたい!

f:id:raco-tabi:20171202014222j:plain

↑タイの国境からバンコクまでは、このバスで。

 

 

 そんなリョーチンの存在にすっかり癒されながら、バスでは隣同士の座席を取り(国境まで隣だった女の子は、バンコクまで行かずにこの国境の街からは自分でどこか行くらしく、戻ってこなかった)、終点のバンコクへとバスは走り出したのであった。