旅するラコブログ

バックパック旅行記や、辛いもの、ビールのこと、書き留めておかなきゃ忘れそうな些細な思いを綴ってゆきます。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016*プノンペン1日目④〜ホテルトラブルと美味しいビール

マーケットを後にして、さ〜て、ホテルに戻ってシャワー浴びてビールでも飲んで今日は早く寝るかねえ〜・・・と歩き始めたんだけど、そうは問屋が卸さなかったって話です。問屋さんは厳しいなあ。

 

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やっと”問屋が卸した”の図w。これが1杯100円ですよお父さん!!

 

 

 *プノンペン1日目④〜ホテルトラブルと美味しいビール*

 

 セントラルマーケット(市場)を出ると、そのの周囲にもジュースやお菓子などの小さなスタンドが点在している。面白かったのは、豚肉のジャーキー?をローラーが付いた器械を回して伸ばしたもの。渡航前に、ちょうどこれと同じモノの専門店が『日本初上陸!』と謳って銀座にオープンしていたのを思い出した。そこでは手のひらサイズのものが1枚600円程で販売されていたが、現地では両手に山盛りのポーションで100円チョイ。帰国してからモノを買うのが嫌になりそうで心配になる。それにしてもこの食品の味が気になるところだが、生憎おなかいっぱいで、この盛りは到底食べられそうにない。お店のおばちゃんに「お金は一人前分払うから、少しだけ打ってくれませんか?」という感じのジェスチャーを何度か見せていると、おもむろに1枚だけ作ってくれて、私にア〜ンして食べさせてくれた。どうやら意図は伝わっていたようだ。頂いてみると、甘みが強くフワフワと柔らかいポークジャーキーだった。うん・・・すごく甘い。一皿買ってしまわなくて、本当に良かった。財布を取り出すと、いらないいらない、と手でペッペッとしてくれる。ご親切、痛み入ります。おばちゃんと記念撮影して、帰路につく。
 途中、道の片隅で酒盛りをしているおっちゃん5人組を見つける。そういえば、ビールってどこで買えるんだろう?おっちゃん達に尋ねてみると、すぐ近くの店を教えてくれた。袋菓子やタバコ、各種飲料などを扱う、昭和の駄菓子屋のような店だった。輸入ビールもあったが、せっかくカンボジアにいるのだからカンボジアのビールを2種類選び、再び帰路へ着く。
 さて、ホテルのすぐ近くまで迷わずに着いたのだが、地図ではここのはずなのに、ホテルがない。というか、”White River Guest House Ⅱ”という名前でエントランスの雰囲気もすごく似ているのに、明らかに別のゲストハウス。へ?何?どうゆうこと?夢コレ?狐につままれること数分。フロントの人に地図を見せたり予約サイトの予約画面を見せたりとしているうちに、どうやら私は”White River Guest House『Ⅰ』”にチェックインしてしまっていたのだとわかった。そして『Ⅱ』の方に既に宿泊費が振り込まれているというではないか!なんてこった!!さっき『Ⅰ』にチェックインの際、現金で支払っているので、見事に二重決済だ!『Ⅰ』と『Ⅱ』は50メートル程の距離。急いで『Ⅰ』へ戻り、「到着した時にちゃんと予約画面を見せたのに、なんでここのスタッフはオッケーオッケーってチェックインさせたんだよ!こっちは『Ⅰ』じゃんかよ!『Ⅱ』に泊まるからお金返してよ!!」と抗議。思ったよりすんなり理解してくれて、無事に『Ⅱ』へチェックインし直すことができた。あ〜びくりした。嬉しいことに、正しく泊まり直した『Ⅱ』の方が清潔で明るく汗臭くもなく、電気も扇風機も稼働しており、1階に併設のバー&レストランも居心地よく、スタッフもフレンドリーで、Wi-Fiも繋がりやすい。8人部屋のドミは既に6人が使っていたが、それだけこちらの方か人気があるのも頷ける。いや、間違いに気づいて本当に良かった。
 やっと落ち着いたので、カラカラの喉を潤すために先ほど買ったビール(CAMBODIA Lager)を1本、ベランダで飲んでみる。バタバタしていたので、すっかり温くなってしまっていたが、味は悪くない。すっきりとした、後味の良いラガーだ。1本飲んで、シャワーを浴びて、温くなってしまったもう1本のビールは仕方ないのでフロントのお兄ちゃんに「よかったらいらない?」と聞いたら、バーの冷蔵庫に入れておいていいよとの事。ご親切、痛み入ります。さて、それはそれとして、冷たいビールが飲みたい!ということで、このバーでドラフトのAngkor Beerを頂くことに。これがまあ美味しいこと!しっかり新鮮な状態で雑味もなく、苦味のバランスも丁度良い!暑い国で風呂上がりにテラス席でTシャツ短パンで飲むというコンディションも手伝って、最&高!すっかりこのゲストハウスが気に入ったので、翌日の深夜バスもここで予約を済ませた。2杯目のビールを飲みながらこの日の日記をノートして、ビールの支払いをすると、なんとジョッキ1杯100円ではないか!・・・本当に、日本に帰りたくない・・・と、1日目にして帰国拒否しながら、この日はベッドに入るのだった。

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ポークジャーキーろ伸ばすローラー

 

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おばちゃんが一口味見させてくれた!ありがとー!

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暑い国で冷たいビール!あ〜、たった1日でバタバタしたなあ・・・・

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ドミはこんな感じ(翌朝撮影)。なかなか快適でした!

 

 

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016*プノンペン1日目③〜セントラルマーケット*

Wi-Fiの繋がらないホテルを後にして、お散歩と夜ご飯も兼ねて市場見学へ。

知らない土地を歩くのって、大好きなんですよ。乗り物に乗っちゃうと目に入らないような小さな発見がいくつもありますよね。

というわけで、方向音痴の日本代表選手ラコ、出発です!

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夕刻の市場の賑わい。リーさんこれで「マーケット、クローズ」は嘘やん、というお話です。

 

 

プノンペン1日目③〜セントラルマーケット*

 ホテルを出て、フロントでもらった街の地図を見ながらマーケットの方角へ歩い・・・ていたはずなのだが、さっぱりワカラナイ。一向に辿り着かない。道行く人々やお店の人に、英語とジェスチャーで尋ねてみるも、アッチだコッチだもっと先だと、皆意見が違う。そんなに遠いとは思えないんだけど・・・と、後になれば徒歩20分くらいのところ、1時間以上かけて何とか到着。
 まずはバスターミナルで、シェムリアップまでのバス代金をチェック。先ほどホテルのフロントで案内されたバスと同額。バス移動は長時間。日本円にしてみればリッチなバスでも2000円程度だし、ここは一番イイヤツにしようと考えていた。どうやらフルフラットの寝台バスがあるようなので、その辺りに目星をつける。ホテルで頼めばホテルまでのピックアップも付いてくるので、同額ならばフロントで予約しようかなと思いつつ、バスターミナルを後にする。
 バスターミナルの前は、トゥクトゥクやバイタク(バイクタクシー、要はバイク2ケツ)とそのドライバーでごった返し。日本人の私にも、当然客引きが群がってくる。この日はお散歩を決め込んでいたので無視してもよかったのだが、翌日はトゥクトゥクでキリングフィールドへ向かう予定であったので、相場だけ聞いておこうかと思い、少し話をしてみる。
 それにしても、彼らは一様に客を掴もうとする間柄ながら、客を取り合うというような場面は滅多に見かけない。例えば1人の客に3〜4人が寄ってきた場合、その客が最も話に応じるドライバーを見極めて残りのドライバーたちは手を引き、彼がオイシイ仕事を取れるようにサポートに回るのだ。同業者同士、何か暗黙のルールのようなものがあるのかとも考えたが、どちらかというと、お金への執着に友情が優っているような印象だ。ここでも数人のドライバーに囲まれたが、翌日の計画を話すうち、印象の良かった&英語が話せるリーさんにお願いすることに決めた。
 
 翌朝のピックアップタイムを決め、これからマーケット観光をすると伝えると、「マーケットは17時で閉まっちゃってるよ!これから川を見に行かないか?サンセットが綺麗だよ!俺のトゥクトゥクに乗りな!」とのこと。夕食は市場ご飯にするつもりだったのでガッカリしたが、川辺にも興味はない上に、ここでノコノコと誘いに乗ってはただのイイ鴨だ。思い通りにはならない日本人という印象、大事。リーさんに別れを告げて、閉まっててもいいや、とマーケットに足を踏み入れると、
・・・・・・・・・・やってるし。
まあ、閉めてる商店もあるにはあったが、飲食の屋台が集結した、いわゆる屋台村のようなエリアはものすごい活気ではないか!マーケット自体はドーム状のように屋根で覆われており、2畳くらいの調理スペースの前にテーブルとパイプ椅子が並んだような屋台がひしめき合ってい、それぞれにいい匂いと湯気を立ち込め、ぎっしりの客たちが夕食を楽しんでいた。こーゆーの、大好き!!!
・・・リーめ、今日の売上のために、ホラ吹きやがった・・・。
 が、実害もないので目を瞑ろう。それよりも屋台の料理が興味深い!!名前のわからない美味しそうな料理がそこかしこで提供されている。食事に関しては、タイやベトナム料理には多少の馴染みがあるけれど、多くの日本人にとってカンボジア料理と言われてもピンとこないのではないだろうか。私もその1人だった。道に迷っている間に見かけた道沿いの屋台や食堂の店先では、カエルやスズメの丸焼きを見かけて好奇心を擽れらたが、ここではそういったものではなく、ヌードル、あるいは煮た米を中心としたものが多かった。特に麺の種類は多岐に渡っており、中華風のちぢれ麺・たまご麺・そうめん風の細麺・フォーのように透き通った麺・・・が、炒められたり、まぜそばであったり、汁麺になったり。ただ、大きく分けると台湾風とベトナム風の2種のようだ、と思った。どれもこれも実に美味しそうで、目の前でたっぷりの野菜やハーブ、モツや肉、海鮮を使って調理してくれる。
 さて、一人旅の悲しいところは、たくさんの種類の料理を食べられないことだ。初めての味に人一倍興味がありながらも少食という私にとって、これが一番のネックである。いろいろ注文して多ければ残すというやり方もあるが、日本人の印象を悪くしたくない。余談だが(まあここまで全て余談ではあるが)、海外、殊にあまり邦人が訪れない国に滞在しているときは、私の素行で日本人の印象が左右されるかもしれない、という妙な使命感を抱いている。そんなわけで、どの一つを選んで食べるかは慎重に吟味しなければならないのだ。できれば、日本では見たことのないものや、味の想像がつかないようなもの、かつ、当然美味しそうなものがいい。とりあえず場内を一周したところで、1軒のヌードル屋台(だと思っていた)に決めた。パクチーをはじめとした葉っぱ類が豊富でに使用されていて、尚且つ私の好きなモツが串に刺さったようなものが鍋で煮込まれているのが目に入ったからだ。
 ちょうど一つの椅子が空いていたので座らせてもらい、メニューも何もないので、隣のお客さんの食べているものをチラと覗かせてもらい、コレ、コレ、的なアピールをしてみる。が、どうも伝わった感じがしない。どうしたものか・・とそこへ、反対隣に座っていた男性に声をかけられた。
「日本の方ですよね?」
おお!!日本人だ!!ハイそうです!!
「今日、飛行機同じでしたよね。」
・・・・・・・・・・えっ!?マジで???そんなことってある?そして、なんで私、覚えられてたんだろう???
「あ、どれが食べたいんですか?ああ、あのヌードルは向こうの屋台から持ってきてもらったやつです。ここでは、よその店のものも持ってきて食べられるんです。こっち?ああ、これはここの店の、なんていうか、おじやみたいなものです。注文しましょうか?」
と、私の代わりに注文してくださった。さらに、その店のモツ串も取り方を教えてくれ、どうやら自分で好きな串を取り、最終的に串の本数でお会計をするシステムのようだった。日本のモツ焼き屋でもたまに見かけるパターンだ。おじや(のようなもの)は野菜と魚介ベースの優しいお出汁でここに目の前で豪快に刻んだパクチーなどの香草をたっぷりと乗せてくれる。いただきます、と思ったら、その日本人のお連れの女性が無言でそれを制し、私のスプーンと丼をそっと奪い、まずスプーンをティッシュで拭い、それから丼の中身をかき混ぜ始めた。
「これね、混ぜて食べると美味しいんですよ。」
と、彼。彼女は適度に混ざった丼をすっと差し出し、静かにコクリを頷いた。
・・・・・・・や、優しい!
受け取ると、確かにおじやの熱で香草類や生のもやしが適度にクッタリとして風味も増している。よく見ると、米の他に、つぶ貝(のようなもの)、ハツ(のようなもの)、レバー(多分)、生姜の微塵切り、茗荷、胡瓜、などなど、いろんなものがドロドロに煮込まれており、ものすごく美味しい上に、体に良さそうなのが直感でわかる。途中で辛いペーストの投入し、汗だくになりながら、その2人が食べていたカンボジアではメジャーだというトウモロコシのクレープのようなものの一口味見をさせてもらい、彼女がやっと日本のビザが下りたので迎えに来たというお話を聞いたりして、日本人はどこへ渡航するにも簡単にビザが手に入るから、そのありがたみに気づかないなあ、なんてことを思いつつ、彼らは先に食べ終えて、
「よかったら、サトウキビジュースも試してみてくださいよ、美味しいですからね。」
と言い残して、良い旅を〜!と帰って行った。それにしても、同じ飛行機に日本人と会うなんて、地球の狭さに驚きつつ食事を終え、お会計をお願いするも、なかなか通じない。が、しばらくやりとりしていると、
「さっきの日本人があなたの分も払っっていったよ」
というようなニュアンス。なんと!助けていただいた上にご馳走になってしまった!本当にありがとうございます。今度どこかで困っている人を見かけたら、必ず助けよう。そう心に誓い、市場を後にした。

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おじや的なもの。ここに葉っぱ類を乗っけて、天地返しです。

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モツやツミレの串がおでんみたいになってます。ガツのようなものを頂きましたが、まあ、なんつーか、おでんでした。

 

 

 

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カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016*プノンペン1日目②〜プノンペン市街へ

空港から、予約していたゲストハウスに向かいます。

 

 *プノンペン1日目②〜プノンペン市街へ*

 

 空港を出ると、まず吉野家発見。手広くやってるなあ。と感心している間もなく、トゥクトゥクやタクシーのドライバーが寄ってくる。アジアに来たという実感が湧いてくる。10ドルでどうかと話しかけてくるが、当然のように高すぎる。経験的に、だいたい提示してくる値段の半額(実際に自分が妥当だと思う価格よりも安いところから始める)で交渉を始めて、最終的にお互いの中間ぐらいに落とすのがラコフォーミュラ(例外もあるけれど)。というわけで、7ドル辺りを狙って、5ドルから交渉を始めるが、どうしても譲ろうとしない。そいつは諦めて、バイクタクシーでもいないかなあとウロウロしていると、4人乗りのトゥクトゥクに2人客が乗り込もうとしている。話しかけると、目的地は近い。8ドルで行こうとしているとのことなので、私も同乗させてもらい、1人4ドル計算で3人で12ドル、ということで交渉成立。フランス人&イタリア人の旅人と共に、プノンペン市街へと向かう。

 途中の道路は物凄い砂埃で、サングラスを持ってこなかったことを後悔した。なんならマスクも欲しかったが、寝るときと以外マスクはしない主義なので、これに関しては後悔しない。
 2人を先に降ろし、私は宿泊予定のホテルへとモアドライブ。ちょっと道に迷ったが、Booking.comで予約した『White River Guesthouse Ⅱ』(のはずだった・・・)に到着。ドミトリーを見せてもらう。6人部屋だが、この日は私以外には女の子が1人泊まっているだけとのこと。スタッフのにいちゃんに、ユーアーラッキーと言われる。まあまあの古さとまあまあの汚さ、少し汗臭い室内が気になったが、500円程度と最安値にしてはこんなものか、アイアイムラッキーということにして、決定。支払いを済ませ、とりあえずiPhone充電と、Wi-Fi接続。以前インド渡航の際、家族が連絡のないことをたいそう心配してるれたので、今回はマメにLINEをするように約束していたのだ。
           が・・・Wi-Fi・・・遅っっっっ!!!
そして、薄暗いので電気でもつけるかと思ったら、電気つかないし。夜とかどうするんだ。
 とにかくWi-Fiの遅さにしびれを切らして、街を散策することに。シェムリアップへのバスの相場をチェックしたいし、セントラルマーケットという市場を覗いてみたい。私は、旅先で市場を訪れるのが好きだ。商われているものの種類や、人々の姿を見ていると、その土地の文化や空気に溶け込めるような気がするのだ。
 そんなわけで、究極に方向音痴のラコ、道に迷わない訳がないという前提で、地図をガン見しながら出発した。

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プノンペンの吉牛はニンジャモチーフw

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トゥクトゥクプノンペンでは、このタイプのトゥクが殆どでしたねえ。

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その傍らで、なんかの撮影してました。なんだったのかなあ。

 

 

 

 

カンンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016*プノンペン1日目①〜空港にて〜

さて、ここからは@プノンペンです。

 

 

プノンペン1日目〜空港にて〜*

 睡眠不足は解消されることなく、あっさりプノンペンに到着。アジアは近いなあ。
 空港での入国審査もすんなり終了。が、せっかく記入しておいた税関申告書をイミグレーションに置き忘れてしまった。寝ぼけてるなあ。税関の係りの方に伝えると、新しい用紙をくれた。手元にペンがなかったので、
「You have a pen?」
と彼に尋ねた。いや、断っておくが、フリのつもりは一切なかった。笑かそうなんてつもりもなかった。ただ、無意識のうちに、どことなーく、PPAPのような節回しに、ちょっと、なってしまった。口に出してからそのイントネーションの妙に気づいて、自分でクスッとなった。・・・が、次の瞬間だった。税関の係員が
「Hey, Apple pen!」
と言って、私にペンを差し出したのだ!
2016年11月上旬にして、PPAPまさかのカンボジアでも知られてる!
そして税関職員が勤務中に笑いを挟んでくる!
まさかの!!!!
 入国後5分と経たないうちに、完全に持って行かれたのであった。

 

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到着時。眠さを表現したかったんだけど、伝わらないなあ。

 

 

キャッチコピー

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *機内にて*

ようやく飛行機にライドオンです。寝る気満々だったんですが・・・

あ、書いてないですが、今回の旅では『食べられないものは無理して食べない!』をモットーにしておりまして、「機内食〜残しました〜(冷やし中華〜始めました〜のメロディーです)」

 

*機内にて*

 搭乗完了。機内はガラ&ガラ。予約時、帰りの便は空席待ちだったのに、平日の往路はこんなに空いているんだなあ。
 ラウンジで旅の計画をまとめるつもりがまるで捗らなかったので、機内でしっかり練ろう!そして実は睡眠不足なのでしっかり寝よう!練る&寝る!・・・・と意気込んでいたのに、ANAの映画リストが・・・なぜ私の観たかったものばかりぶつけてくるのか・・・眠いのに・・・
          『君の名は』、観ちゃった。
しかし。世間にハードルを上げられすぎたのか、私の体調の問題か、全然前世。映画とか舞台とか音楽とか、期待値を含めた受信側のコンディションは、感想に大きく作用すると思う。ので、きっと、体調だけでなく感情的にも違うコンディションで観ていれば、もしかしたら涙がポロポロしていたのかもしれない。
 それはさておき、旅の計画だ。カンボジアに着いてからの過ごし方、カンボジアからタイへの移動手段や時間の算出、タイ以降の大体の移動手段や1都市での滞在可能日数予測などなど・・・
程よくノリシロと柔軟性のある、この時点で考え得るなかなかカンペキに近いスケジュールな作成に成功。もちろん、この通りにはいかないことが前提の、叩き台のようなものだが、崩したり修正したりしながら、このスケジュールを軸にして旅ができそうだ。
 3週間は、長いようで短い。普通にお仕事をしている人にとってはかなりの長旅に思えるだろうが、無期限に旅をしている人からすればショートトリップの類いだ。何日間であろうとリミットがあり、訪れたい所がある以上、ある程度の計画は必要なのだ、私には。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *いよいよ出発*

さて、出発します。

 

*いよいよ出発*

 2016.11.7 いよいよ出国の日。6時に起きて成田へ向かう。この日までに逆算して、冷蔵庫の中には調味料を残すのみ。ゴミも出しておいたし、録画予約もバッチリ。バックパックを背負ってみると、心配なくらい軽い。毎回、出発の時はめっちゃ軽いのに、帰国時にはなんだかんだで自分の体重より重くなっているのだから不思議だ。
 それにしても、成田は遠い。ちなみに空港まではできるだけお金をかけずに行くのがマイルール。日暮里での乗換えで、『濱田屋』のまめぱんを買うのも、なんとなく恒例化しつつある。万が一のことを思えばこれが人生最後の日本での食事になるかもしれないのだから、厳選した好物を味わっておこうという深い考えなのである・・・というほどのことでもなく、『濱田屋』のまめぱんをスルーできなかっただけの話。

 空港にガタゴトと京成線に揺られ、余裕をもって空港に到着。ANAで自動チェックインを済ませてあるので、スイスイと出国手続きまで終了。
 そうそう、両替も済ませておこう。現地でカードで引き出せなかったという過去の失敗を踏まえて、保険的にドルを余分に&陸路のボーダー越えてすぐに両替が出来なかった時用のタイのお金とミャンマーのお金も作っておこう。ベトナムはUSドルがあればどうにでもなるようだから、まあいいや。両替カウンターのおばちゃんがたいそう親切でアジアの通貨事情に詳しい方で、「タイだったら向こうで両替しても手数料そんなにかかんないわよ」「ミャンマーは紙幣を折ったり曲げたりすると使えないから、これは絶対に折り曲げちゃダメよ」「カンボジアは大きい紙幣じゃお釣りくれないから、1ドル札を多めにしときましょう」と、あれこれアレンジしてくださった。朝から嬉しい出会い。おばちゃん、ありがとう。

 さて、まだ時間に余裕もあるので、ラウンジでノンビリと旅のスケジュールを練りますか!と探すも見当たらず、ハタと気付く。・・・ラウンジって、チェックイン前のとこじゃん。おいおいおーい!けっこー時間あるのにどーしよーコレ!っと焦ったのも束の間、いやいやチェックイン後にもあったはず!とネット検索。どうやらKAL(コリアンエアライン)のラウンジが使わせてもらえるようだと判明!わかりにくいところではあれど、なんとか発見。すると・・・
         なんていうか・・・やたら自由な空間がそこに。
 コンビニおむすび・コンビニサンドウィッチ・ミニカブヌードル・ミニどん兵・ミニスナック菓子・缶ジュース・コーヒー・生ビール(一番搾り)・デキャンタワイン
・・・などが、ビュッフェ?方式でざっと置かれており、当然韓国人利用者が殆どなのだが、皆一様にそれらをどんだけ腹ペコなん?って勢いで持っていく。『ラウンジ外へのお持ちだしはご遠慮ください』的な注意書きが3カ国語で各所に掲示されているが、私が目にしただけでもかなりの皆さんがバッグに詰め込んでいた。気圧された。日本に居ながらにして、いきなりの完全アウェー。カンボジアに着く前に韓国に来てしまった感。まめぱんでおなかいっぱいだったので、とりあえず一番搾りつつ、あまり集中できぬまま搭乗時刻。
 いやあ・・・思わぬところで韓国トランジット体験だった。

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カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *もちものリスト*

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*もちものリスト*
 
 以前インド滞在で、とにかく蚊に刺されまくって夜も眠れなかったのと、どうせ汗で流れ落ちると放棄して帰国後に猛烈後悔した日焼け止め。この二つはキッチリ学習して対策を持参。虫除けスプレー&虫さされ軟膏、日焼け止めクリーム。使わないかもしれないけど、毎回持って行くトレペ(トイレットペーパー)。そして、インドでは使えないカードを持って行ってしまったキャシュカードは、ちゃんと日本の銀行で確認をとって新調。

 が、うっかり忘れた持ち物も。

・予備バッグ:最終日におみやげとか諸々バックパックに入りきらないものをガッと入れる用(写真参照、ほら、よくホームレスの人が活用してるやつ)。
・自転車のライト:各地でレンタルサイクルした際にライトが付いていなかったので、夜道めっちゃハラハラした!ペンライトは持って行ったのだけれど、ハンドルに装着できるライト、普段日本で使ってるので、持っていけば便利だったのになあと。