カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *旅の始まり*2
本日は、ビフォー旅の第2回です。
*旅の始まり*2
カンボジアまで行くならば、是非とも近隣国にも足を伸ばしたい!そして陸路での国境越えをしてみたい!さて、どこへ行こう?
東日本大震災と重なって行きそびれたタイはどうだろう。当時はゾウへの憧れからタイに興味を持ったのだが、ゾウ熱さめてからも、どこかやり残した感があったのだ。しかもその後のウッチー(同僚)情報によると11月のこの時期、タイのチェンマイで”コムローイ”というお祭があるそうで、運良く今回の旅程とぴったりの開催日ではないですか。これはもう、タイに行かない手はない。タイも決定。
さて、あともう一ヶ国くらい立ち寄れそうだ。タイとラオスに住んだことのあるウッチーは、ラオスを勧めてくれた。とてものんびりとした、心地の良い国だそうだ。ベトナムはどうだろう?本場のバインミー、美味しいに違いない。いいなあ。が、ネットでいろいろ調べていると、不意にミャンマーという国が目に入った。ビルマの竪琴くらいしかイメージが湧かないけれど、どうやら近年かなりの勢いで近代化が進み(まあアジアどの国も少なからずそうだけれど)今の素朴な姿は今しか見られない、とか、まだ観光地化されておらず外国人も少ない、とか、人々は優しく治安も良い、とか…魅力的な記事に加えて、「あまりみんなが行かないようなところに行きたい」という冒険心をくすぐられ、ウッチーとバインミーを一蹴し、もう一ヶ国はミャンマーに決定した。
ありがたいことに、ちょうど今年からカンボジア・ミャンマーとも日本からの直行便が就航したところだった。途中は陸路移動と決めていたので、立地からしてタイを間に挟んでカンボジアをスタートにするか、ミャンマーをスタートにするかの二択だった。両パターンのスケジュールプランを練ること数日。結果、カンボジア→タイ→ミャンマーの順で巡ることにした。さんざん悩んだ割に、決め手となったのは・・・カンだった。カンボジアではプノンペンでキリングフィールドにも立ち寄る予定で、旅のラストを過ごすのが大量虐殺の跡地というのは、どうも爽やかではないように思ったのだ。ミャンマーのことは想像しかできないけれど、なんとなくノンビリできそうなイメージで、気持ち良く帰国するにはこっちのパターンがベターという判断だ。(結局、この選択というか予測は大当たりとなる。)
カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *旅の始まり*
2016年11月、カンボジア〜タイ〜ミャンマーを旅してきました。
今のところ(2017.1.17)いちばん最近の、バックパックでの旅です。
まずは、旅の起こりから始めます。
*旅の始まり*
それは三年前、インドを旅した時だった。現地で知り合った日本人バックパッカーに観てきたばかりのタージマハルの素晴らしさを熱弁していたところ、「うんうん。でも…もう一回行きたいとか、誰かを連れて行きたいと思うのは、アンコールワットかなぁ」と言われたのだ。そんなに良いの?アンコールワットって。
”なんか、遺跡”、程度の認識しかないのに、それ以来ずっと頭のどこかで、今度行くならアンコールワットという予感がしていた。
「あ〜、旅したいな〜」「いつかアジア行きたいな〜」としょっちゅう口にしながらも日常にかまけて月日は流れ、2016。師である蜷川幸雄が他界した。かなりの期間、心にぽっかりと穴を空けっぱなしで過ごしていた。しかしある時、ぽっかりと空いたスケジュールをフと自覚した瞬間、旅への情熱がリアルな姿を現したのだった。
「今なら行ける!!!!」
しかし、雨季は避けたい。今は6月、今はだめだ。店も忙しい時期だし。乾季の始まる11月まで待とう!店には「11月はがっつり休ませてけさい」と早期から根回しし、バックパックも45リットルのチョットシッカリしたものを新調(それまではセンター街で1000円で買った30リットルのショボイやつだった)し、じわりじわりと旅への下拵えを進めていたのであった。
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今日はここまで。
ちなみに文中のバックパックが、写真のヤツです。
SOLO TOURISTの45リットル。使ってみると、上からしか物の出し入れができないのは不便でした。他の有名ブランドより割安な価格とまっくろカラーに惹かれたのですが・・・・やはり多くの旅人に選ばれる物には、それ相応の利便性があるんですね。(あ、背開きチャックのように見えるのは、背中ポッケです。これが背開きだったらパーフェクツだんたのにな。)
旅中にサブで使っているColemanのウエストバッグは学生時代からタウン使いしてるもので、かれこれそろそろ20年選手です。モノモチがいいですね!
・・・「○年選手」っていう表現、昭和くさいですか?