旅するラコブログ

バックパック旅行記や、辛いもの、ビールのこと、書き留めておかなきゃ忘れそうな些細な思いを綴ってゆきます。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 チェンマイ1日目② 〜奇跡の再会〜

チェンマイ1日目② 〜奇跡の再会〜

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街で見つけた、トイレ表示。男性の我慢っぷりな。

 

宿を出て、ゾウさんと遊ぶトレッキングを申し込むべくツアー会社を探すつもりが、向かいにあった店でなかなか手頃なツアーがあっさり見つかり、即、申し込み。

 

さて、次は、コムローイへのタクシー相乗り仲間を探すべし。サンデーマーケットを見つつ、旅人っぽい人に声を掛けてみよう。

マーケットでは、私がバンコクのお惣菜屋さんで味見させてもらったのと同じおばんざいが売られていた。あの時は英語が通じず、カレーの味だけどなんの料理だか解らず終いだったのだが、ここでは英語表記があった。

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ヲヲヲ

「ant egg」「bee egg」

……オーマイガー。

どちらかの卵を食べてしまったようだ。

人生には、知らない方が幸せということがあるぜ。

気を取り直して、出会った日本人に次々と声を掛けて相乗り提案してみるも、みんな日本の旅行会社でのツアー客。ちぇ。と、拗ねているところに、街角で立ったまま『地球の歩き方』に没頭している1人の青年を発見。彼の名は、西尾くん。聞くと、彼もコムローイのチケットは持っておらず、フェンス越えの予定。ただ、こちらでバイクをレンタルして向かうつもり、もしかしたら宿の友人を後ろに乗っけていくかも、らしいのだが、レンタルバイク屋が閉まるのが早く、コムローイが終わってからでは返却できず、翌朝は開店が遅いので、西尾くんの出発までには返却できないので、「どーしたもんかと…」とのこと。

アヤフヤな状況は、私とさして変わらないですな。

なので、もしよかったら、そのご友人も一緒に、私とタクシー相乗りメンバーに入りませんか?と、FB交換して、とりあえずバイバイ。

さらにブラブラしていると、日本人のツアーガイドのような人を発見。明日のコムローイへの往復手段についてお聞きすると、まず、バスは出てない。タクシーも、行きは良くても帰りはなかなか拾えないので大変よ!とのこと。そっかぁ、帰りのことも考えなきゃなんだよねえ。

いっそ、自分で原付借りて運転してくか?

国際免許持ってないけど、そうそう捕まることもなかろう。

いやそれ以前に、原付乗るの、教習所以来だけど、大丈夫かしら…

はぁ。

リョータさんは、この街からどうやってコムローイ行くんだろう?チケット持ってるとは言ってたけど、ツアーではなさそうだしなあ。

リョータさん、もうチェンマイにいるはずだよなあ。

この辺にいるんじゃないかなあ。

「おーい!リョータさーん!」

と、周囲に日本人がいないのを見計らって、宙に叫んでみる。

はぁ~あ。何をやっておるのだ私は。

……と、その時であった。

 

えっ!?あれ、リョータさん!!??

いた!!!!!!!!

本物だ!!!!!!!

 

「リョーーータさーーーん!」

 

「おお、ラコさん?よく気づいたね!」

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リョーーーータッ!!!



まじで、よく気づいたね私!

「俺これからメシ行くんだわ」

というので、前回の反省を活かして「ついてっていいっ?」と、図々しくもご一緒させていただくことに。

リョーチンはスイカジュース、私はLEO。ChangよりLEO派。それにしても、こっちのフルーツジュースは、日本のそれとは比べ物にならないおいしさだからねえ。リョーチンのスイカもナイスチョイスよね。

「辛いもの食べて、おなか壊さない?」

「この程度じゃ全然大丈夫よ~」

なんて話しつつ、コムローイへの交通手段会議。リョー友も巻き込めたら、タクシー相乗りメンバーにできるかもとのことで、うまくいけば、リョーチン・その友・西尾くん・その友・ラコで5人でいけるかも?

そして、バンコクで交換したリョーチンのアカウント名が、ローマ字表記が絶妙に違っていたために検索に引っかからなかったことが判明。

今度こそきっちり連絡手段を構築して、「じゃ、明日の足については、お互い連絡取りながら決めまっしょ」とお別れ。

 

いやぁ……

 

運命の神様に感謝でした。

こんな再会って、あるんだねえ!!!

 

帰り道、家々でランタン祭りの様相が見られて、リョーチンとの再会に幸せいっぱいで宿に戻って、宿のWi-Fiで旅程プランを確認すると、思わぬ抜け穴に気づいてしまうのでした。

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お盆仕様



つづく。