旅するラコブログ

バックパック旅行記や、辛いもの、ビールのこと、書き留めておかなきゃ忘れそうな些細な思いを綴ってゆきます。

ラコ論 *肉 と 焼き の関係*  

ラコ論です。ラコのツブヤキです。

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↑これは、豚ハツ。カテゴリーは『焼きトン』。美しいですね!

 

 *肉 と 焼き の関係*

 

 暑いですね〜!へばってませんか?こんな暑い日には、思いっきりお肉でも食べてスタミナをつけましょうよ!


 で、どの動物を焼きますか?
 牛ですか?ってことは『焼肉』ですか!
 豚ですか?『やきとん』大好きです!
 鶏ですか?それならイイ『焼き鳥』屋さん知ってますよ!

 『焼肉』と言ったら主に牛肉をイメージするけれど、『焼き牛』とは言わない。焼いた豚肉のことを『焼き豚』とは言わず、これはいわゆるチャーシューを指すのが一般的。でも、『焼き鳥』は串焼きの鶏肉。串焼きの豚肉は『焼きとん』または『とん焼き』、『ぶた』ではなく『とん』。あと『もつ焼き』も、概ね豚・・・

 

 ニホンゴ、ムズカシイヨネ!!!

 

カンボジア・タイ・プノンペンの旅2016 *シェムリアップ2日目③ 〜Black panty!!!!*

旅ブログです。クリーニングに出したパンツが行方不明になるという、小恥ずかしいパプニング。旅の恥はかき捨て、とはいうものの、現場では小恥ずかしかたっすっ!!

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↑ナイトストリートの中にあった、最新鋭のアイスの屋台。ここは小さな原宿のような一角。凍った鉄板の上で、アイスにお好みの具材を混ぜてコテで刻みながらミックスするという、コールドストーンのパクリっぽいやつでした。安易に想像つくので、買わず。

 

 シェムリアップ2日目③ 〜Black panty!!!〜

 チャリンコを返却して、宿の近く『ナイトストリート』の交差点にはトゥクトゥクやバイタクが集まっている。ここで、翌朝の4:30からアンコールワットサンライズに送迎してくれるバイタクを探した。
 アンコールワットの入場券は、『1日券』『3日券』『7日券』の3種があり、3日券は一週間以内の3日、7日券は一ヶ月以内の7日利用できるのだが、私は3日券を買っていた。2日間使う予定でこれを選んでいたのだが、ふと、「3日目にタイに向かう前に、弾丸でサンライズだけ見に行けるんじゃないの!?」と閃いたのだった。調査の結果、ギリギリなんとかいけそうだと判明したのだ。
 なんにしても一人なので、バイタクで十分だ。値段や所要時間などは、先ほどアンコールワットにタムロしていたバイタクたちから調査済み。ここで、まだ10代と思わしきヤングなドライバーと交渉成立。「じゃあ、明日の4時半に!よろしくね!」と別れて、前日にタクさんと行った”少年の店”でバインミーっぽいサンドイッチを購入。よしんばタクさんが来ているんじゃないかと思ったが、そうそうバッタリが続くことはなかった。というか、自分で予測するようなことは大概起こらないものだ。バインミーっぽいものをテイクアウトして宿へ戻ると、もう19時過ぎだというのに、夕方には届いているはずのクリーニングがまだ届いていない。フロントから店に問い合わせてもらうと、「21時に届ける、と言っている。安心して!」とのこと。安心できんわ!けど仕方ない。

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バインミーっぽいもの。辛いソース多めにしてもらいました。

 

 洗濯物と、今夜旅立つタクさんを待ちつつ、宿のオープンテラスでバインミーを囓る。うーん。バインミー”っぽい”けれど、違うなあ。パン生地が、バインミーのそれより、コッペパン寄り。中身も、ベトナムで定番のパテではなく、魚肉ソーセージ的なソフトなもの。ちょっとイメージと違ったけども、良い勉強になった。


 そうするうちに、タクさんがどこかから帰ってきた。宿までピックアップが来るまでに荷物をまとめたりシャワーを浴びたり色々忙しいようだ。さてこちらもようやく仕上がった洗濯物が届いたので畳んでいると・・・パンツが一枚足りないではないか!パンツって、ズボンじゃなくてパンチィの方ね!プノンペンの宿に一枚ウッカリ置き忘れてきたので、これ以上減られては困るのだよ!!急いで宿のスタッフ・・・の中でも一番仲良くなった、私と同じ年頃の女性スタッフに事情を説明すると、「なんてこと!!」と急ぎクリーニング屋にクレームを入れてくれ、「ラコ!ラコがなくしたパンティーは何色!? You lost her panty!! It’s black! Black one! And maybe it’s small size!! Search right nowwwwww!!!!」。声でかいわ!!ハズいわ!しかし彼女の語気のおかげ?で、我が黒パンティーは無事この日の内に手元に届いかのであった。

 パンティー事件が収拾する頃には、旅支度を終えたタクさんがテラスでタバコタイムに入っていた。出発をお見送りしようと思っていたが、まだまだ時間があるようなので、私ははす向かいのカフェで生ビール飲みながら、次国タイでの宿をネットで検索。が、この店、コバエが多すぎて、ビールの中に次々投身自殺してくる。どうにかならんかい?と訴えると、「エアコン効かないけど、外なら虫こないかも」と言われて、迷わず外へ。暑さと虫なんて、比べものにならんわ!!

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↑目を離したすきに表面がコバエの死骸だらけのなったので、さすがに替えてもらい、外の席に。でも心配なので、終始紙ナプキンでフタしてました!

 

 タイでのホテルも目星がついたので、宿へ戻る。案の定、タクさんのピックアップは予定時刻を過ぎても一向に現れない。やはり、どこでもこんなもんなんだなぁと思い知る。予定時刻をゆうに30分以上過ぎた頃にピックアップのバンが現れ、ここでタクさんとはお別れ。早く爪を切れますように。そして、大量に残ったRiel紙幣が隣国でも使えないよと言う私の忠告を思い出してくれたらご連絡ください(悪笑)。
 タクさんを見送った頃、宿のオーナーの息子さん(40代半ばと思われる)がご帰宅。巻き煙草をおすそ分け頂き、巻き方をご教授。オイシイとは思わないけども、ハジメテのことは面白い。

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↑タバコイェ〜!


 明日も早いので、この日は早々に就寝・・・が、ふと気づくと両脚に蕁麻疹が!かゆい!どうしようもないので、とりあえずムヒを塗ってみた。起きたら引いていますように・・・と願いつつ、就寝。

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↑関係ないけど、これ、台湾でも売ってたやつだ!!

お財布のような海外プリペイドカード

ラコ論 *傘サムライ*  

*傘サムライ*

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 梅雨ですね。関東では空梅雨のような日々ですが、それでもチョクチョク雨は降りますね。
 雨、となると、傘の出番です。家を出るタイミングで降っていれば、多くの人は折りたたみではなくガチ傘をさして出かけるでしょう。

 その、傘、ですよ。

 電車のなどの階段を、傘のとんがった方を後ろにして上る人、見かけませんか?

 刺さるやろ!後ろとの人に刺さるやろ!!!いや、実際刺さるこたぁないけども、濡れた傘先が当たるじゃないですか!!!なんでその持ち方ですか?帯刀か?刀かそれは?お前はサムライか?

 ・・・というわけで、傘を帯刀して歩く人種を『傘侍』と呼んでいます(心の中で)。

 そして自分の前にサムライがいると、その剣先に軽く当たりにいって、サムライに「あなたのその持ち方、迷惑ですよ」とアピールするという『傘サムライ撲滅運動』を、忍者のように敢行するのです。

 

 雨の降る日は街のどこかで、サムライとニンジャの小さな戦いが繰り広げられていることを、ここに記します。

カンボジア・タイ・プノンペンの旅2016 *シェムリアップ2日目② 〜ココナツとアイスとトイレと夕日〜*

この日はひとり気ままに遺跡巡り。山頂からの夕景に、地球を感じますよ!!

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↑途中休憩でココナツウォーター。うーん、期待したほどじゃなかった。ごめんよココナツ。

 

シェムリアップ2日目② 〜ココナツとアイスとトイレと夕日〜*

 バナナの食べものの美味しさと屋台のおばちゃんの優しさですっかりイイキブンでサイクリングを再開。前日に周りきれなかった遺跡と、前日に大変気に入ったタ・プラームを目指す。前日の疲れもあってかペダルを漕ぐ足がやや重いので、無理せず休憩を取ることを意識。一回目の休憩で、ココナツジュースを飲んでみた。ココナツの上部をスパーンと切ってストローを挿して飲む、ザ・南国、な、アレ。観光客狙いの客引きパターンが嫌で購入を避けていたのだけれど、ココナツジュースの味って結構地域によって違うので(朝コンビニで購入したのはパックされたものにつき、ノーカウント)、カンボジアのココナツはどんなものかという興味もあり、この機会に試してみた。結果、甘さ控えめ、というか、味の薄いものだった。インドのそれに近いように思う。やはりココナッツのジュースは、スリランカがダントツ1位だ(ラコ比)。

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↑ココナツの中身にはゼリーのような部分があって、外皮を削ったものをスプーンにして削って食べるというやり方を以前の旅で学んでいたので、お店の方に頼んでみた。めんどくさそうにされたが、渋々やってくれた。が、これもあまり美味しくなかった。美味しくないのを知っていたから、渋々だったのかも(笑

 

 そういえば前日は休みなしに走ったためか一日中(というかサイクリング中)トイレにいくことがなかったのだが、ココナツでたっぷり水分補給したおかげでこの日はついにトイレにお邪魔することになった。遺跡をつなぐ道には、だいたい遺跡と遺跡の間に一箇所程度の間隔でトイレが設けてある。前日、毒吐き傾向のつよいタクさんが「カンボジアは高い入場料取るくせに、こういう道の整備もしねぇし、どーせトイレだって汚ねえんだろ。ぼったくりやがって。」とぼやいていたのでサゾ汚いのだろうと意を決して入ってみたら、なんてことはない、普通に清潔で快適なトイレだった。宿に戻ったらタクさんに報告だ。というか、彼はいまだにトイレに行っていないのだろうか?まぁ、どうでもいい。

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↑トイレの写真を撮ってなかったので、今更ですが、この日の相方を紹介しておきます。

 

 池に浮かぶ遺跡など興味深い遺跡を楽しみ、また、前日に遭難しかけたタ・プラームにも再訪した。この日も変わらず美しく壮観であったが、2度目ということで目が慣れていたのか初訪時の広大感はなく、なぜここで迷子になったのか不思議であった。いや、そもそも遺跡で遭難するオトナは圧倒的にマイノリティなのだ。タ・プラーム二日目にしてやっと一般人の仲間入りを果たした。

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↑池に架かる橋というか通路を渡って、池の真ん中に建つ遺跡に。

 

 途中、前日に青豆アイスキャンディを買った遺跡の前を通った。というか、もう一度あの青豆アイスが食べたくて、ここを通るコースを組んでいたのだ。往路時にいなかったので半ば諦めていたが、復路で見事に再会を果たし、この日の2度目の休憩は幸せにも青豆アイスであった。

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↑おっちゃん、会いたかったぜ!!

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↑幸せ!!!!!!!!!

 

 さて、この日のラストビューは、プノンバケン寺院という、丘?山?の上に建つ遺跡からの夕景の予定。麓から約25分ほどで頂上に到達すると、日没予定時刻の1時間ほど前にも拘らず、夕焼け狙いの観光客ですでに埋め尽くされていた。いい時間には入場制限もあるそうで、早めに着いておいて良かった良かった。とはいえ1時間、することもないので、日陰を見つけて、ここまでの旅日記をノートにつけたり、ひたすらぼんやりしたり、明日の行動を計画したりして過ごした。とにかく日差しが強いので、やはり日陰は人口密度というか人気が高かった。

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↑山登り、約25分・・・

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↑夕日を見に集まる人々。

 


 いよいよ太陽が傾き始めると、日陰にいた人々が一斉に西側へと移動し始めた。ホンキのカメラマンなどベストオブベスポジを確保することに全てを賭けた人々は、我々が日陰に避難している間もジリジリとここでスタンバイしていたのだろう。敬意を払って、ほどほどのポジションから夕日を楽しむことにした。いやはや、すばらしい夕日だった。太陽が地平線、いや、森に沈んでゆく姿も、その後光に映える遺跡と木々も、アァ、地球!!という気持ちよさだった。

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↑Awesome!!!!

 

 太陽が落ちきる前に帰路につかねば、帰りはまた街灯ひとつ無い荒れた道をライト無しのママチャリで走ることになる。まだ眺めている人も、やっと入場制限が解けて今から見にくる人もいる中、さっさと切り上げることにした。
 駐輪場に戻ると、たくさんのトゥクトゥクとバイタクが集まってきていた。確かに、どう考えてもここはドル箱だ。実は夕日を待つ間に翌日の計画が閃いたので、時間的に実現可能か探るべく、何人かのバイタクドライバーに市街地からここまでの所要時間と料金の目安をリサーチした。どうやら実現できそうだということが判明し、まずは取り急ぎ、帰路に着いた。地図上では前日よりもショートカットできる道をとってみたのだが、やっぱり途中で完全に陽は落ち、しかもこの道が前日のそれよりもさらに過酷なボッコボコで大きな穴ぼこがそこかしこにあり、真っ暗の中、車のヘッドライトだけを頼りに「うをっ!危ねっ!!」とつい口に出しながら、どうにか事故なくレンタルサイクル屋へと帰着した。
 しかしあの穴ぼこはなんなんだろう?樹木を抜いた跡だろうか?四輪車ならいいが、原付なんか吹っ飛ぶだろうに。スピードも出してるし。アジアの国々を訪れると、こんなナントナクな感じでよく事故が起きないなぁと感心させられる。この二日間でカンボジアでの運転感覚にはだいぶ慣れたと思うが、穴ぼこ夜道はもうイヤだ・・・なんてことを思いつつ、自転車を返却して、宿へ戻るのであった。

カンボジア・タイ・ミャンマーの旅2016 *シェムリアップ2日目① 〜未知の食べ物と遭遇して感激〜*

シェムリアップ2日目のスタート!いきなりスペシャルな食べ物に出会ってしまったのですよ!

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↑コンビニで購入した朝ごはん。どちらも美味しかったです。

 

シェムリアップ2日目① 〜未知の食べ物と遭遇して感激〜

 朝、ダラダラ眠るつもりが7時に自然起床。上のベッドのスペイン人が落としたiPhoneを発見。真っ黒なiPhone、こりゃ暗闇で見つけられない訳だ。
 まだ早いので、散歩ついでに近所のコンビニでヨーグルトとココナツジュースを購入。宿1階のオープンテラスで朝ごはん。ココナツジュースは果肉も入っていて、なかなか美味しい。
 フロントにスタッフのお姉さんが来たのでランドリーの場所を尋ねると、「1キロで1ドルよ。ランドリーはまだ開いてないから、私が後で出しといてあげる。夕方には仕上がっているわよ」とのこと。これは助かる!

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↑宿のオープンテラスで、オーナーと奥さんがランチの準備。ここはレストラン(?)も併設しているのだ。

 

 あっという間に用事が済んでしまったので、9時のレンタルサイクル屋の開店と同時にGO。前日と違うママチャリをあてがわれ少し寂しいながらも、前日のやつはチェーンがガタピシ言って心もとなかったので、慣れてみればこちらの方が安心感があった。
 この日は前日に回りきれなかった遺跡と、迷子になる程気に入った タ・プラーム を再訪するつもり。さっそく自転車を漕ぎ始めるが、心なしか脚が重い。前日の疲れが溜まっていたのだろうと思う。
 それでもなんとか走っていると、山道に入る手前に屋台を発見。数種類の何かを揚げているが、なんだかさっぱりわからない。中身はカレーかな?メンチかな?と思ったが、聞くと「ココナツ、タロ(タロイモ)、バナナ」とのこと。甘い系なのかぁ。そして、まんまるなのに、これ、バナナ?どんな状態でバナナなのか、想像できない。おなかは空いていなかったが、好奇心に抗えず、バナナ というのを1個購入し、その場でバクリ。

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・・・・こっ、これは・・・!!!!!

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お米と摩り下ろしたココナツを甘く混ぜた衣で5センチ程のバナナを包み、衣をつけて揚げたもので、もんんんんんんんのすっごく美味しい!!!甘いものはあまり好まない私が、しっかり甘くジャンキーなこの食べ物に大感激!!!未知の美味しさ!!!あまりのコーフン具合に、屋台のおばちゃんも苦笑い。「ジャパニーズ?」と聞かれたのでハイと答えると、ニッコリと頷いてくれた。優しい、嬉しい、美味しい。幸せ。

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↑ガソリンだったんですね〜


 ところでこの屋台の横には、カラフルなペットボトルに入った液体が陳列されていた。このペットボトルの棚は、道路沿いに度々見かけるものだったが、前日は「怪しい飲み物だなぁ」ぐらいにスルーしていたのだが、なんとこれらは飲み物ではなく、ガソリンだった。私が食べている途中にも何台かの原付がやってきては、そのペットボトルからジョウゴを使って給油していった。なる程、こんな手軽な感じでGSが成り立っていたのか。

 未知なる食べ物に感動しつつ、サイクリングを再開した。

 

 

ラコ論 *イヤホンどーする?*

ラコ論です。コンビニで会計時にイヤホンしている時、そのイヤホン、外しますか?そのままですか?というお話です。終盤、エキサイトして言葉が乱れてますが、なんなら口角に泡もくっついてると思ってご笑覧くだされぃ

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↑コンビニアイス、大好きです。

 

*イヤホンどーする?*

 先日テレビの街頭インタビューで『コンビニなどで会計時にイヤホンを外す?外さない?』というアンケートが行われており、6:4くらいで、外さない派が多いという結果となっていました。

 これ、常々気になっていた件だったのですが、私は断然、外す派です。片耳だけでいい、「私はあなたの声を聞いてますよ」という態度、いわば”聞く姿勢”を示すことだと思っています。
 だって、友達と話すとき、イヤホンしたままですか?外すでしょ。「イヤホンしてても聞こえてるし」という問題じゃなぁない。人と話している時、相手がモバゲーやってたら、「うん、聞いてる聞いてる」って言われても、やな感じしません?一緒のことだと思うんです。そして、友達にしちゃ失礼なことは、コンビニの店員さんにもしちゃいけないと思うんです。
 
 さらには、先の番組のコメンテーターが、自身の”外さない派”の意見として「『独りにしてください、話しかけないでください』というサインを送りたくて、敢えて外さない時はありますね」と述べていたのですが、こりゃまた冗談じゃないぜ。対人で買い物をする時点で、独りじゃないんだぜ。そうさベイビー、君は独りじゃないんだぜ!目の前で人が自分に向かって「いらっしゃいませ」と挨拶しているのに、「ほっといてくれ」はなかろうもん。失礼ばい。独りになりたきゃネットで買えってんだい、べらぼうめ!

 途中、勢い余って方言にブレが生じましたこと、お詫び申し上げます。ともあれ、これからも私は積極的にイヤホンを外してゆきますよ!

ラココラム *旅のスタイルが変わった件*

今回は ラココラム です。

La コラム ラコラム など名称のバリエーションいろいろ思いついたんですが、思いつきすぎてどうでもよくなってきたので、シンプルに ラココラム と致しました。

バックパッカーたちの旅の仕方が、ここ二、三年で革新的に変化していて驚いたってお話です。

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ガンジス川、2003年

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コルカタで日本人の爺さんと 2003年

 

*旅のスタイルが変わった件*

 2016年(以下、「今回」と称す)のアジア旅以前にガチの一人旅をしたのは、2013年のインドでした。3年のブランク。今回の旅で驚いたのは、この3年間での、旅人たちの旅スタイルの変わりっぷりでした。最初はなかなか追いつけず、今回の旅の終盤にしてやっとこのナウなスタイルにやっと馴染めたというのが実際のところでした。この、短期間における小さいように見えてスンゴイ変貌について記しておこうと思います。

 3年前の私は、実にアナログな旅をしていました。まず、『地球の歩き方』がなければ、歩き方がわからない。地図(見ても彷徨うんだけどね)を見るのも『歩き方』。見所候補も『歩き方』。宿を探すのも『歩き方』。文字どおり、『歩き方』がなければ歩けなかったんですよ。もちろん当時もインターネトで諸々探すこともあったけれど、いかんせん現地に入ってはネット環境が限られているので、それらは事前の調査に使うだけだったんです。

 ところがですよ!

 まず、宿の予約。以前は、最初の一泊目の宿だけは日本で予約していこう、と、『歩き方』掲載のゲストハウスをメールで予約。その後は、次の街に到着したらまず歩いて宿探し。ゲストハウスが集まっている場所を探して、宿を訪ねては部屋をチェックして値段交渉。幾つかの宿でそれを繰り返し、一番条件のいい宿に決めて、やっと荷を降ろすというのが定石でした。
 しかし、今は違うんです。ホテルの予約アプリがめっちゃ充実しているのですよ。一軒一軒見て回らなくても、外観から内装までしっかり写真でチェックできるし、宿泊代金も明瞭で、値段交渉の手間もなし。世界中の旅人たちからの口コミも閲覧できるので、清潔さの度合いやWi-Fi環境の良し悪しもだいたいわかります。しかも、場所によっては、現地で当日飛び込みで泊まるよりも割安になっていることもあるんです!当然、地図も添えられているので、宿屋街から外れた立地に穴場のゲストハウスを発見できたりもするワケです。
 もちろん足を使っての宿探しそれ自体にも面白さはあったけれど、圧倒的に時間を節約できるというのは、リミットのある旅先でのスケジューリングにはありがたいところ。アプリも幾つかの種類があって、人それぞれ気に入ったものがあるようだったけど、『Agoda』『Booking.com』『Hostelworld』の順で人気があったという印象でした(2016年、ラコ調べ@東南アジア)。

 次に、地図。多分に洩れず、以前はペーパーマップを使用しておりました。行きたいところにペンで印をつけて、ピーっと線を延ばして「何々」と施設名とか書いて。
 しかし、今は違うんです。地図アプリがあるんです。いや、もちろんそんなものはずっと前からあったのですが、性能が全然違うんです。精度という面ではもちろん、決定的な違いは、ネット環境に無くても使えるアプリがあるということなんです。
 『maps.me』というアプリを教えてもらったのは、カンボジアにいた時かなぁ?失念したけれど、とにかく海外に上陸したらまずケータイスマホ機内モードにするというのが鉄則で、ホテルや店舗のWi-Fiに頼るしか無く、そうなると必然的に移動中は地図アプリも見ることができませんでした。ところがこのアプリ、一旦その地域のデータを入手すれば、その後はWi-Fiなしでいつでもどこでも、自分の位置と地図を確認することができるのです。これは本当に画期的でした。
 例えば初めて降り立った街で最初にトゥクトゥクに乗るときの値段交渉。長距離バスなどでは降車場が街のどの辺りなのか明確ではない場合も多々あり、降り立った場所が不明だから目的の宿までの距離も不明、となるとドライバーの言い値がどの程度の妥当性(最初っから妥当なんてことはナイのだけれど)もわからないじゃないですか。このアプリがあれば現在地がわかるので、交渉もしっかりできるのです。また、たまにわざと遠回りされたり、ドライバーが提携している宿や店に勝手に連れていいかれたりすることもあるのですが、現在地が常に把握できるので、そういった被害を防ぐことができるのです。そして当然、自分の足で移動する時も。自分がどっちに向かっているのかわかるので、こんな私でも彷徨うことが少なくなりました(迷うんかい)。
 また、地図上にドロップピンを着けられるので、行きたいところの候補地がペーパーのようにごちゃごちゃしなくて見やすいです。これはまぁ普通に便利という点ですけどね。
 とにかく、Wi-Fiないのに使える!というのが革新的だったのでした。

 あと、おなじみのFaceBookの存在。かつては住所交換やメアドの交換であったのが、今や猫も杓子もFBですね。友リク一つですぐにお互い連絡も取れるし情報交換もできる。旅中も別れてからも、わざわざ連絡を取らずとも気軽に繋がっていられる。FBやってないって旅人、コダワリある1人を除いて、出会わなかったです。大袈裟じゃなくて。

 そして極めつけ。さっき『maps.me』がオフザWi-Fiで使えることを散々賞賛した後にアレですが・・・SIMロックの解除!!!これは大きかった!!!
 これはタイからミャンマーまで一緒に旅をしたドイツの女の子に教わり、且つめっちゃ助けてもらって、やっとの事で解除に成功して、ところが現地で買ったプリペイドSIMをセットしてからもなかなか作動しなくて、現地のその通信会社のショップに行ってもスタッフさんも原因がわからず四苦八苦の結果、なぜ使えるようになったのか全員「!?」だったけれど不意に開通、という紆余曲折を経たのですが、とにかくまぁ便利なこと便利なこと!
 先の『maps.com』はもちろん使い続けましたが、どこからでもホテルの予約ができるし、調べ物ができるし、LINEもFaceBookもできるし、本当に便利です!
 こんなことを言うと「旅先まで来てLINEなんて」と思われるかもしれませんが、いやいや大事でした。例えば旅先で知り合った人と、次の街でまた会いましょうなんて時。お互い流浪の旅なので、じゃあ何月何日の何時に何処で、何て約束はしたくありません。かといって、お互いが良いタイミングでWi-Fi環境にいるとも限らないじゃないですか。となるとやっぱり、交信手段があるというのはとても助かります。
 そして言うまでもなく、どこでも調べ物ができるというのは本当に役に立ちますね。ガイドブックを持ち歩かなくてもいいし、いろんな国の友達と情報交換するにも、ネット情報であればだいたい英語のページがあるので、共有しやすいですしね。

 「何でもかんでも便利が良いってもんじゃなかろう。アナログにはアナログの良いところがあり、苦労こそが旅の醍醐味じゃないか。」という意見もあるでしょう。そういう面も確かにあるかと思います。ただ、そのことで旅の楽しみが損なわれてしまうと感じることはなく、むしろ旅先で出会った友達と過ごす時間を多く持てたし、現地での楽しみ方の幅が広がりました。
 FaceBookやLINEの普及に関して言えば、旅で出会った人たちと連絡先を交換する際、みんながそれらを使っている中、頑固に「いや、私は紙とペンで」とこだわるのも面倒っちいじゃないですか。みんなと共通のツールを使うのも、歩み寄りってもんじゃないかという気がします。

 以上、パスポートとスマホがあれば旅ができるようになってました、というお話でした。

 

 あ、大事なことを忘れていました!

 昔も今も、みんながやってること!

 新しい国に入国したらまず、手の甲にその国の「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「ディスカウント」をペンで書きます。これ、永遠の必須アナログ!

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タイとミャンマーの国境の町(タイ側)2016年。彼女たちが教えてくれなかったら、現地SIM使えなかった〜!